千円札は拾うな。

千円札は拾うな。

千円札は拾うな。

タイトルがキャッチーな本ですね。
これは、目先の結果を求めるのではなく、数手先の結果を求めなさいというメッセージのようです。


変化の激しい時代を生き抜くために常識に囚われることなく、常に変化をすることの必要性が説かれています。


後半は、どちらかというと経営者に向けたメッセージが多い気がしました。

memo

・積み上げてきたものを捨ててこそ、成長できる
・間違った階段を昇っていると気づいたら、真っ先に飛び降りる勇気
・スキルは身につけていくものだが、成長とは変化すること
・頑張って努力して百メートルを9.5秒で走るより、全く別の方法で百メートルを5秒で移動した者が勝つのがビジネス
・目標達成のために手段が何かあるはずだと考え続けない限り、永遠に答えは出てこない
・お金の「価値ある使い方」を目指すなら、歴史や気持ちの重さではなく、「効果の高さ」で使い方を決める
・無駄=「豊かにするための無駄」と「本当に不要な無駄」
・三手先で回収できるような、長期的な投資を考える
・「明らかな答えのないもの」の答えを考え、自分の「軸」をはっきりさせる
・「捨てられるものの量」がその人の「変化値」を決めている
・判断には正解があるが、決断には正解がない
(メリット・デメリットの比較は判断、どちらを選んでよいかわからないときにするのが決断)
・新しいものを取り入れていくとき絶対に必要なのが、今までのものを一度「捨てる」ということ
・自分の給料を下げる努力をする(三手先で回収できる!?)