ネット口コミマーケティング

読みっぱなしの本を、少しずつ整理していきます。


おカネをかけずに実践するネット戦略の決定版

おカネをかけずに実践するネット戦略の決定版

口コミをいかにネット上のマーケティングに生かすかについて書かれた本。
ネット上のマーケティングに関する本は読んだ事が無かったので、興味深く読めました。
又、口コミと聞くと、やはり自分もリアルよりはむしろバーチャル(ネット)を重んじているので妙に納得できる内容でした。

これだけネットが浸透している社会を考えれば、当然の流れでもありますね。

※ちょっと前にみなさんのブログを賑わせた!?男前豆腐も出てきます。あと、自爆ボタンも。


私も、このレールに乗って口コミ的な事をしてるのでしょう(^^ゞ


ポイントは、
・ブログに書いてもらう(PVの多い人のブログなら尚可)
オピニオンリーダーを意識する
検索エンジン対策をする
・口コミしたくなる心理を読む
・集う事が可能なコミュニティサイトも
でしょうか。


以下、メモ

口コミしたくなる心理について

「口コミって何?」という素朴な疑問あが解明できれば、その先にある企業のマーケティング活用が見えてくる


口コミのプロセス

○購入前
「知る」→「見る」→「試す」→「比べる」→「納得する」
○購入後
「書きたくなる」→「自慢する」→「共感する」→「盛り上がる」→「拡大する」


口コミとして伝わる条件

時代性、先進性、独自性、意外性


ネット口コミ効果をアップさせる10原則

・人気ブロガー等に興味を持って書いてもらう
・「自慢」と「クレーム」の場を提供する
・「匿名性」の気軽さと「実名性」の信頼性を活用
・伝承系コンテンツはさらに充実
・比較系(何がお得か)コンテンツが必要
・ブログを書きやすくするための材料や環境を整備する
・個人ブログサイト等、リンク元を増やす
・キャンペーンブログで口コミの継続性を図る
・有名人ブログでPV数を獲得
・ブログを調べ、口コミによる評判を知ること


ネット口コミの成功事例も、その構造から解説してくれているので解りやすかったです。
上手くコミュニティサイトを併用して、ユーザの囲いこみをしています。

事例として掲載されたサイト
・B食クラブ
リエータカフェ
・ザリガニワークス
アットコスメ
・価格コム


ブログが検索エンジンに相性が良いとは知りませんでした。

おまけ

P.コトラーによるマーケティング概念
4P=商品(product)、価格(price)、流通(place)、プロモーション(promotion)

米国マーケティング協会の定義

イデア、商品、サービス内容を決め、価格設定、プロモーション、流通チャネルを計画し、実行するプロセス

19年ぶりに定義の改定

組織と消費者など、あるいは組織に関連する人たちの有益となるような「価値」を考え、コミュニケーションや情報提供によって顧客との関係性を構築する組織的なプロセス