システム・シンキング入門

システム・シンキング入門 (日経文庫)

システム・シンキング入門 (日経文庫)

システムシンキングとは、「物事の全体構造」や「要素同士の因果関係」に着目する思考法。

 ・要素の連鎖と全体構造への影響
 ・時間経過による状況の変化
 ・意思決定の中期的インパク

を考え、悪循環を回避して好循環を生み出す意思決定を行なうためのツールです。

システムシンキングの本はこれが初めてですが、解りやすい内容でした。
例題と図(因果ループ図)がふんだんに使われているので、確認も沢山できます。

この因果ループ図がシステムシンキングの肝なんですね。
因果ループ図の構成要素は、
 ・リンク(要素間の結びつき)
 ・拡張 or バランス フィードバックループ
 ・タイムラグ
で構成されており、要素の連鎖が、拡大に向かうのか(好or悪循環)、ある一定の落ち着きに向かうのかを、時間的な変動要素を加えて表します。


例があれば、少しは参考になるのでしょうね(^^;