システム・シンキング入門
- 作者: 西村行功
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 新書
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システムシンキングとは、「物事の全体構造」や「要素同士の因果関係」に着目する思考法。
・要素の連鎖と全体構造への影響
・時間経過による状況の変化
・意思決定の中期的インパクトを考え、悪循環を回避して好循環を生み出す意思決定を行なうためのツールです。
システムシンキングの本はこれが初めてですが、解りやすい内容でした。
例題と図(因果ループ図)がふんだんに使われているので、確認も沢山できます。
この因果ループ図がシステムシンキングの肝なんですね。
因果ループ図の構成要素は、
・リンク(要素間の結びつき)
・拡張 or バランス フィードバックループ
・タイムラグ
で構成されており、要素の連鎖が、拡大に向かうのか(好or悪循環)、ある一定の落ち着きに向かうのかを、時間的な変動要素を加えて表します。
例があれば、少しは参考になるのでしょうね(^^;