最終日

dama_yan2005-03-28

前日は雨だったので、天候を心配しておりましたが朝は霧でした。

今日は、8時に宿(大分県筋湯温泉)を出発し、日田市にある豆田町を散策しました。
京都の雰囲気のある街でした。
この街は、ひな人形が有名らしく、丁度おひな祭りの最中だったようです。
バスガイドさんに「みなさんの所のお雛様とは何かが違いますよ」と言われて街に繰り出しました。
街の中にはひな人形のお店が多く、店頭に展示してある店が多かったので、何が違うかを探してみました。見かけ上、何も変わっていないような気がしましたが、御内裏様とお雛様の位置が逆だと言う事が解りました(写真)。

豆田町の後は、耶馬溪という所にある青の洞門を見学しました。
ここは、人の手で彫られた洞門だそうです。
本来、洞門の中を歩く予定でしたが、急遽車窓からの見学となりました。
理由は、霧の発生のため、福岡空港への帰路に高速道路(一部)が使えない可能性があり、時間短縮しなければならないためです(帰りの飛行機に乗り遅れない事が絶対条件)。
見学地の天候は回復しており、時より太陽が顔を出す状況だったので少々残念でした。

青の洞門の「青」は、近くを流れる川(忘れました(^^; )が青々としていたからだとか。
洞窟が青いのか?と、お馬鹿な事を考えていましたが、全然違っていました(^^ゞ

洞門の後は、宇佐市にある宇佐神宮に参拝に行きました。
ここは、全国にある4万あまりの八幡宮の総本山にあたり、伊勢神宮に次ぐ我が国第二の総廟であるそうです。
ゆっくりお参りと行きたい所でしたが、ここも前記の理由により時間を節約するため、駆け足でお参りしてきました。
ちなみに、お参りの仕方は通常「二礼、二拍手、一礼」ですが、こちらは「二礼、四拍手、一礼」だそうです。

お参り後、こちらで昼食も摂らなくてはいけなかったので、急いで入り口に戻ってきました。
戻って来て気づいたのですが、お守りを買い忘れてしまいました。残念…(_ _;
昼食は、この辺の名物「だんご汁」を食しました。きしめんみたいなもので、結構美味しかったです。

宇佐神宮の後は、ひたすら帰る行程です。
大分自動車道九州自動車道と乗り継いで、福岡空港に戻りました。
この高速道のどこかの区間が霧で走れないので、観光地の時間を短縮して来たのですが、帰路に入った頃部分通行止めが解除されたようでした。
天候なので仕方がありませんが、ゆっくり見たかった場所もありちょっと残念です。

福岡空港に到着後、16:10の羽田行き、18:30の札幌新千歳行きと乗り継ぎ、春の雰囲気たっぷりの九州から、まだまだ春が遠い北海道へ戻って来ました。
空港で解散となり、一緒に旅をされた方々と挨拶を交わし、自宅へ向けてバスに乗り込みました。
帰宅した頃、雪がちらつき出しました。
旅行期間中に、見たり聞いたりする北海道の気象情報は雪が多かったので、少し覚悟して帰ってきましたが、さほどでもなく助かりました。でも、やはり九州とは寒さが違いますね(^^;

3泊4日も、振り返ればあっと言う間でした。
ミステリーツアーと言う事で、出発前は何処へ行くのか解りませんでしたが、結果的に訪れた事が無い九州で満足しています。
九州は、北海道と比べると歴史が深く、学生時代の教科書に出てくる事も多かったので、とても良い機会でした。
機会があれば(いや、作って)、再度訪れたいと思います。

又、行き先が直前まで解らない旅行も、中々楽しかったです。機会があれば、みなさんもいかがでしょうか?(中々楽しいですよ)

さて、明日から会社です。お仕事です。
現実復帰しなければなりません。気持ちを切り替えなきゃ。