本日の宿題

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[宿題:基本・高度共通・J2級向け]

 データ構造の一つである木構造に関する記述として,適切なものはどれか。

 ア 階層の上位から下位に節点をたどることによって,データを取り出すこと
  ができる構造である。

 イ 格納した順序でデータを取り出すことができる構造である。

 ウ 格納した順序とは逆の順序でデータを取り出すことができる構造である。

 エ データ部と一つのポインタ部で構成されるセルをたどることによって,デー
  タを取り出すことができる構造である。

◆考えたこと・調べたこと・質問
○ア:木構造
×イ:キュー
×ウ:スタック
×エ:リスト構造

木構造:ツリー構造 / tree structure
 1つのノードからスタートして、枝分かれを繰り返して、樹木が枝を伸ばすように広がっていくデータ構造を木構造という。どんなXML文書であろうと、XML文書であれば、ノードの組み合わせとして図に描くと、かならず木構造になる。
 一見、木に似ていても、複数の親ノードを持つノードが一つでもあれば、それは木構造とは言えない。実際の樹木でも、(普通なら)一度枝分かれした枝が再度一緒になるようなことはない。XML文書を構成するノードも、1つのノードが持つことのできる親ノードは1つだけである。
参考:@IT XML用語辞典

  • 私のAns:ア
[宿題:ソフトウェア開発向け]

 ベンチマークテスト SPECint で示される評価値はどれか。

 ア 基準マシンと比較した処理時間の相対値

 イ ターンアラウンドタイム

 ウ 単位時間当たりのトランザクション処理件数

 エ プロセッサ,主記憶,入出力の装置ごとの性能値

◆考えたこと・調べたこと・質問
SPECint95:Standard Performance Evaluation Corporation INTeger benchmark 95
 業界団体SPECによって1995年に定めれたコンピュータシステムの性能指標。UNIXシステム上で実行可能なCINT95というベンチマークプログラムを使い、主にCPUの整数演算の性能を計測したもの。結果は、Sun Microsystems社のSPARC station 10/40というコンピュータを1としたときの相対値で示される。1992年に制定されたSPECint92が古くなってきたため、その代わりとして策定されたが、SPECint95自体も古くなっており、現在はSPECint2000が使用されている。
参考:e-wrods http://e-words.jp/w/SPECint95.html

○ア:
×イ:システムの応答時間なので×
×ウ:単位時間あたりの処理能力ではない×
×エ:部品毎ではない

  • 私のAns:ア
[宿題:情報セキュアド向け]

 ISMS 適合性評価制度における詳細管理策の基となった国際規格はどれか。

 ア ISO 9001

 イ ISO 14001

 ウ ISO 15408

 エ ISO 17799

◆考えたこと・調べたこと・質問
ISMS適合性評価制度:【情報セキュリティマネジメントシステム適合性評価制度】
 企業の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)が、国際標準規格である「ISO/IEC 17799」に準拠していることを認定する、財団法人 日本情報処理開発協会(JIPDEC)の評価制度。
 ISMSとは企業などの組織が情報を適切に管理し、機密を守るための包括的な枠組みのことで、2000年に国際標準化機構(ISO)によってISO/IEC 17799という国際標準が定められた。国内では同規格に沿ったガイドラインが2002年に「JIS X 5080」として標準化されている。
 JIPDECの定義によれば、ISMSとは「個別の問題毎の技術対策の他に、組織のマネジメントとして、自らのリスク評価により必要なセキュリティレベルを決め、プランを持ち、資源配分して、システムを運用すること」である。すなわち、コンピュータシステムのセキュリティ対策だけでなく、情報を扱う際の基本的な方針(セキュリティポリシー)や、それに基づいた具体的な計画、計画の実施・運用、一定期間ごとの方針・計画の見直しまで含めた、トータルなリスクマネジメント体系のことを指す。
参考:e-words

×ア:品質マネジメントシステム
×イ:環境マネジメントシステム
×ウ:ITセキュリティの国際評価基準
○エ:情報セキュリティの国際規格

  • 私のAns:エ