本日の宿題

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[宿題:基本・高度共通・J2級向け]

 モジュール A 〜 E,共通ルーチン F,G で構成されるプログラムを図のよう
なオーバレイ構造にしたとき,参照が許されるのはどれか。図は,例えばモジュ
ール D の実行時には,主記憶に A,B,D がロードされることを表している。ま
た,"X → Y"はモジュール X から Y 内の領域をアクセスすることを表す。

      │           ┃A
      │        ┰──┸──┰
     主│        ┃B     ┃C
     記│     ┰──┸──┰  ┃
     憶│     ┃D     ┃E
     の│     ┃
     領│    ……………………………………
     域│         ┃F     ┃G
       │         ┃     ┃
       ↓         ┃

 ア B → C

 イ C → D

 ウ F → A

 エ G → F

◆考えたこと・調べたこと・質問
こういう考え方で良いのでしょうか?

×ア:同じ領域を使用しているので
×イ:同じ領域を使用しているので
○ウ:同じ領域を使用していないので
×エ:同じ領域を使用しているので

  • 私のAns:イ
[宿題:ソフトウェア開発向け]

 分散処理システムを構築する際のネットワーク透過性に関する記述のうち,適
切なものはどれか。

 ア OS やアプリケーションの構成に影響を与えることなくシステムの規模を
  変更できることを,規模透過性という。

 イ システムの信頼性や性能の向上のためにファイルの複製物をもつことを,
  性能透過性という。

 ウ ネットワークに接続されている異なる種類の資源に対して,同一方法でア
  クセスできることを,並行透過性という。

 エ ネットワークに接続されている資源に対して,その存在位置を意識するこ
  となくアクセスできることを,アクセス透過性という。

◆考えたこと・調べたこと・質問
分散システムの基本概念
クライアント/サーバモデルによるシステムは、各種サーバや利用者の端末群(パソコンやワークステーション)が有機的に結合されて動作するシステム。その特徴のーつは、透過性。
ネットワーク上のどこにある資源も、位置を意識することなく(位置透過性)同一の方法でアクセスでき(アクセス透過性)、システムの規模に関係なく(規模透過性)、複数のプロセスを並列に処理でき(並行透過性)、性能向上のために再構成できる(構成透過性)特徴をもっている。
参考:ヒューマンインタフェース論

○ア:規模変更の柔軟性=規模透過性
×イ:性能透過性はない
×ウ:アクセス透過性のこと
×エ:位置透過性のこと

  • 私のAns:ア
[宿題:情報セキュアド向け]

 入出金管理システムでデータファイルとして出力された入金データを,売掛金
管理システムが読み込んでマスタファイルを更新する。入出金管理システムから
売掛金管理システムへのデータ受渡しの完全性及び正確性を検証するコントロー
ルはどれか。

 ア 売掛金管理システムのマスタファイル更新におけるタイムスタンプ機能

 イ 入金額及び入金データ件数のコントロールトータルチェック

 ウ 入金伝票の承認者と入力担当者の分離

 エ 入出金管理システムへの入力のエディットバリデーションチェック

◆考えたこと・調べたこと・質問
×ア:タイムスタンプは確実に処理されたかを確認できる
  → 信頼性を検証するコントロール
○イ:コントロールトータルチェックは、処理後の金額計と処理件数を
   確認できる
  → 正確性および信頼性を検証するコントロール
×ウ:承認者と担当者の分離は、不正防止に効果がある
  → 安全性を検証するコントロール
×エ:エディットバリデーションチェックは、入力データの正確性を確認できる
  → 正確性を検証するコントロール

  • 私のAns:イ