本日の宿題
このコーナーは、基本的に翌日答え合わせも含めて見直しをしているのですが、1週間分程(厳密ではありませんが)見直しを溜めてしまってます。早く、片付けなければと思っています…
12/27
[宿題:基本・高度共通・J2級向け] シノニムレコードの発生する可能性があるファイルアクセスはどれか。 ア 区分編成ファイルへのレコードの追加 イ 索引順編成ファイルのレコードの更新 ウ 順編成ファイルのレコードの更新 エ 直接編成ファイルへのレコードの追加
◆考えたこと・調べたこと・質問
シノニム
ファイルの編成方法の一つである直接編成ファイルにおいて、複数のレコードキー値が
同一のレコードアドレスに変換されてしまう現象のことをシノニムと呼ぶ。
シノニムが発生して本来指定されたレコードアドレスに格納できないキー値をシノニム
レコードという。
参考:e-words・各ファイル編成について
区分編成:
順編成ファイルが複数個集まったもので、順編成ファイルを「メンバ」という単位で名称
をつけて名前と先頭アドレスを登録簿(ディレクトリ)に登録します。メンバの先頭へは直
接アクセス、メンバ内では順次アクセスとなります。通常は、データファイルとしては使
用せず、プログラムファイルやライブラリーとして利用されています。索引編成:
インデックスと言う「索引」がついたファイルでレコードアドレスを検索する際に索引で
指定してアクセスする編成法です。
アクセス方法は3種類全部が可能です。構成としては以下の通りです。
・基本データ域(プライム領域) データを格納する
・索引域(インデックス領域) 索引を格納する。「マスタ索引」→「シリンダ索引」
→「トラック索引」の順に索引されます。
・あふれ域(オーバフロー領域) 基本データ域にデータが格納されなくなった時に使用
する。これは2種類あります。
「シリンダあふれ域」 各トラックからあふれたレコードを格納します。
「独立あふれ域」 シリンダあふれ域が一杯になったら使用します。順編成:
ファイル内のレコードを一定の順序で連続した位置に記録する編成です。
順次アクセスしか出来ません。直接編成:
レコード中のキー値をもとに格納アドレスを算出してその位置にレコードを格納する編
成です。「アドレス変換(ランダマイズ)」と言ってキー値から格納アドレスを算出しま
す。これにより、別のレコードが同じ格納アドレスとなる場合があります(シノニムと言
います)。最初に格納したレコードを「ホームレコード」と言い、格納できなかったレコ
ードを「シノニムレコード」と言います。×ア:順編成の集まりのようなものなので、シノニムは発生しない
×イ:索引で管理するので、シノニムは発生しない
×ウ:順番に記録するので、シノニムは発生しない
○エ:アドレス変換によって、同じ格納アドレスが算出される場合がある
- 私のAns:エ
[宿題:ソフトウェア開発向け] セキュリティプロトコルである SSL に関する記述のうち,適切なものはどれ か。 ア SSL で使用する共通かぎの長さは,日本国内では 128 ビット未満に制限 されている。 イ SSL で使用する個人認証用のディジタル証明書は IC カードなどに格納す ることができるので,特定のパソコンに固定する必要はない。 ウ SSL は特定ユーザ間の通信のために開発されたプロトコルであり,事前の 利用者登録が不可欠である。 エ SSL を利用する Web サーバでは,その IP アドレスをディジタル証明書 に組み込むので,ディジタル証明書作成前に IP アドレスを取得する必要が ある。
◆考えたこと・調べたこと・質問
×ア:輸出の場合には制限がある(国内での使用制限は無さそう)
参考:暗号技術の輸出規制緩和(RBB TODAY ブロードバンド辞典)
○イ:パソコンに格納するよりは、ICカード化を行い管理した方が良い
×ウ:事前に登録する必要があるのは、デジタル証明書を取得する場合
×エ:IPアドレスは、必要があれば拡張領域に入れる情報
→ 必ずしも、事前に取得する必要はないデジタル証明書の仕様はITU-T X.509で規定されている
参考:e-wordsX.509v3は電子証明書は公開鍵のバージョン番号、証明書のシリアル番号、公開鍵
情報、証明書を発行した認証局情報、証明書の有効期間、証明される主体者の情報、
拡張領域といった項目で構成される。拡張領域には電子メールアドレスやIPアドレ
スなどといった情報を用いることができる。
参考:e-words
- 私のAns:イ
[宿題:情報セキュアド向け] SSL に関する記述のうち,適切なものはどれか。 ア SSL で使用する個人認証用のディジタル証明書は,IC カードや USB デバ イスに格納できるので,格納場所を特定のパソコンに限定する必要はない。 イ SSL は特定ユーザ間の通信のために開発されたプロトコルであり,事前の 利用者登録が不可欠である。 ウ ディジタル証明書には IP アドレスが組み込まれているので,SSL を利用 する Web サーバの IP アドレスを変更する場合は,ディジタル証明書を再度 取得する必要がある。 エ 日本国内では,SSL で使用する共通かぎの長さは,128 ビット未満に制限 されている。
◆考えたこと・調べたこと・質問
○ア:パソコンに格納するよりは、ICカードやUSBデバイスに格納し管理する方が良い
×イ:事前に登録する必要があるのは、デジタル証明書を取得する場合
×ウ:変更手続きで良い
×エ:輸出の場合には制限がある(国内での使用制限は無さそう)
参考:暗号技術の輸出規制緩和(RBB TODAY ブロードバンド辞典)
- 私のAns:ア