本日の宿題

このコーナーは、基本的に翌日答え合わせも含めて見直しをしているのですが、1週間分程(厳密ではありませんが)見直しを溜めてしまってます。早く、片付けなければと思っています…

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[宿題:基本・高度共通・J2級向け]

 シノニムレコードの発生する可能性があるファイルアクセスはどれか。

 ア 区分編成ファイルへのレコードの追加

 イ 索引順編成ファイルのレコードの更新

 ウ 順編成ファイルのレコードの更新

 エ 直接編成ファイルへのレコードの追加

◆考えたこと・調べたこと・質問
シノニム
 ファイルの編成方法の一つである直接編成ファイルにおいて、複数のレコードキー値が
 同一のレコードアドレスに変換されてしまう現象のことをシノニムと呼ぶ。
 シノニムが発生して本来指定されたレコードアドレスに格納できないキー値をシノニム
 レコードという。
 参考:e-words

・各ファイル編成について

区分編成:
 順編成ファイルが複数個集まったもので、順編成ファイルを「メンバ」という単位で名称
 をつけて名前と先頭アドレスを登録簿(ディレクトリ)に登録します。メンバの先頭へは直
 接アクセス、メンバ内では順次アクセスとなります。通常は、データファイルとしては使
 用せず、プログラムファイルやライブラリーとして利用されています。

索引編成:
 インデックスと言う「索引」がついたファイルでレコードアドレスを検索する際に索引で
 指定してアクセスする編成法です。
 アクセス方法は3種類全部が可能です。構成としては以下の通りです。
 ・基本データ域(プライム領域) データを格納する
 ・索引域(インデックス領域) 索引を格納する。「マスタ索引」→「シリンダ索引」
   →「トラック索引」の順に索引されます。
 ・あふれ域(オーバフロー領域) 基本データ域にデータが格納されなくなった時に使用
  する。これは2種類あります。
   「シリンダあふれ域」 各トラックからあふれたレコードを格納します。
   「独立あふれ域」 シリンダあふれ域が一杯になったら使用します。

順編成:
 ファイル内のレコードを一定の順序で連続した位置に記録する編成です。
 順次アクセスしか出来ません。 

直接編成:
 レコード中のキー値をもとに格納アドレスを算出してその位置にレコードを格納する編
 成です。「アドレス変換(ランダマイズ)」と言ってキー値から格納アドレスを算出しま
 す。これにより、別のレコードが同じ格納アドレスとなる場合があります(シノニムと言
 います)。最初に格納したレコードを「ホームレコード」と言い、格納できなかったレコ
 ードを「シノニムレコード」と言います。

参考:基本情報技術者Web学習室(ファイルについて)

×ア:順編成の集まりのようなものなので、シノニムは発生しない
×イ:索引で管理するので、シノニムは発生しない
×ウ:順番に記録するので、シノニムは発生しない
○エ:アドレス変換によって、同じ格納アドレスが算出される場合がある

  • 私のAns:エ
[宿題:ソフトウェア開発向け]

 セキュリティプロトコルである SSL に関する記述のうち,適切なものはどれ
か。

 ア SSL で使用する共通かぎの長さは,日本国内では 128 ビット未満に制限
  されている。

 イ SSL で使用する個人認証用のディジタル証明書は IC カードなどに格納す
  ることができるので,特定のパソコンに固定する必要はない。

 ウ SSL は特定ユーザ間の通信のために開発されたプロトコルであり,事前の
  利用者登録が不可欠である。

 エ SSL を利用する Web サーバでは,その IP アドレスをディジタル証明書
  に組み込むので,ディジタル証明書作成前に IP アドレスを取得する必要が
  ある。

◆考えたこと・調べたこと・質問
×ア:輸出の場合には制限がある(国内での使用制限は無さそう)
   参考:暗号技術の輸出規制緩和(RBB TODAY ブロードバンド辞典)
○イ:パソコンに格納するよりは、ICカード化を行い管理した方が良い
×ウ:事前に登録する必要があるのは、デジタル証明書を取得する場合
×エ:IPアドレスは、必要があれば拡張領域に入れる情報
   → 必ずしも、事前に取得する必要はない

デジタル証明書の仕様はITU-T X.509で規定されている
参考:e-words

X.509v3は電子証明書は公開鍵のバージョン番号、証明書のシリアル番号、公開鍵
情報、証明書を発行した認証局情報、証明書の有効期間、証明される主体者の情報、
拡張領域といった項目で構成される。拡張領域には電子メールアドレスやIPアドレ
スなどといった情報を用いることができる。
参考:e-words

  • 私のAns:イ
[宿題:情報セキュアド向け]

 SSL に関する記述のうち,適切なものはどれか。

 ア SSL で使用する個人認証用のディジタル証明書は,IC カードや USB デバ
  イスに格納できるので,格納場所を特定のパソコンに限定する必要はない。

 イ SSL は特定ユーザ間の通信のために開発されたプロトコルであり,事前の
  利用者登録が不可欠である。

 ウ ディジタル証明書には IP アドレスが組み込まれているので,SSL を利用
  する Web サーバの IP アドレスを変更する場合は,ディジタル証明書を再度
  取得する必要がある。

 エ 日本国内では,SSL で使用する共通かぎの長さは,128 ビット未満に制限
  されている。

◆考えたこと・調べたこと・質問
○ア:パソコンに格納するよりは、ICカードやUSBデバイスに格納し管理する方が良い
×イ:事前に登録する必要があるのは、デジタル証明書を取得する場合
×ウ:変更手続きで良い
×エ:輸出の場合には制限がある(国内での使用制限は無さそう)
   参考:暗号技術の輸出規制緩和(RBB TODAY ブロードバンド辞典)

  • 私のAns:ア