dama_yan2007-04-13

無事生還!?

先日書いた理由で、春山登山と山中野営してきました。
寒かった〜。


まずは、行ってきたところ。
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私は裏方でついていったのですが、パートナーになった2年生(2年目君)が大量に食材を買い込んできてくれたおかげで、野営地までの荷物運びが大変でした。

思わず、「おいおい、飲み会に行くんじゃないんだぞ〜」と突っ込みを入れてしまいました。

ソリで、交互に引いていったのですが、すれ違った人から案の定「ずいぶん荷物多いね〜」と声をかけられる始末。

ちょっと悔しいので、「これ今晩、途中で食べちゃうんで大丈夫ですよ」なんて強がってみたりするものの、最後の急斜面では地獄をみることに。

二人で必死に掛け声かけて押す(引く)ものの、中々斜面を上がれず。
野営地についた時には精魂使い果たしていました。

同行スタッフ(山歩きのベテラン)からも、荷物持ちすぎだと苦言を頂くはめに。
食事の準備を全て任せてしまった事が敗因でした。


結局、その夜は全ての食材を食べきれず仕舞い。


でも、新人君(2班)が作ってくれた料理とあわせて結構豪勢なものを食べれました。
寒かったけど、ビールも美味しかった。


全員テント泊(4張り)の予定でしたが、2張りは雪を掘ってそこにシート・マットを敷いてその上にシュラフで眠りました。

私は雪蔵に泊まりましたが、そこそこ暖かくぐっすり寝てしまった。


翌日、余った食材を使って豪勢な朝食を食べた後、山頂目指して歩き出します。
帰りにピックアップするので、重いものは全て置いていきます。
必須携行品のみザックに詰めて、いざ出発。


体力には自信があったものの、前日の荷物運びが相当こたえたらしく、前半は体が全然動きません。スノーシュー履いてましたが、これも又歩き難い。


途中から体も動くようになり(一安心)、なんとか漁岳1300m付近の頂上まで辿りつきました。
(上の写真)

ずっと吹雪で、視界は最悪だったのですが頂上に登った後は視界が開け中々の絶景でした。

私は普段山歩きしませんが、こういう景色を見せられると登山家の気持ちが少し解った気がします。
一緒に行った人全員、山頂にたどり着き記念撮影等してきました。


下りは、暖かい日差しの中、ザクザクになった雪の中を歩き下山です。
車でピックアップしてもらうポイントまで、なんとかたどり着き、その夜は近くの温泉に泊まりました。
お風呂とビールと布団が最高に感じました。


なかなかユニークな企画ですが、準備からすべて仕事に結びつくよう設計されており、新人君達も勉強になったのではないでしょうか?


又行く?という誘いに対して、会社に戻った自分は即答せず。。。(^^;
山頂で言われてたら、「行く」と即答していたかも。


自然の中に居ると、自分はなんて小さい存在なんだって本当に思いました。


※雪の深さが解るでしょうか?↑ この時期でもこれ位積もってます。