突破力！　仕事の「壁」はこうして破れ

仕事をする上で、壁は日常的に立ちはだかります。
その大きさは、状況によってそれぞれ。
この本は、そんな壁に対してどのように向きあっていけば良いかを説いた本です。

章立ては、４つのテーマ（突破力）に基づいて、Q&A形式で書かれています。
Qがどこにでもありそうなリアルな内容なのでとても興味深いですよ。

「仕事」に対する突破力
「人間関係」に対する突破力
「キャリア」に対する突破力
「人生」に対する突破力

印象に残ったのは

物事がうまくいかないときは、その原因を周囲や他人に求めてしまいがち
物事がはじめから理想通りにいくことなど、本来はあり得ない
まずは自分が創意工夫や努力をし、それに周囲が反応してくれて、やっと状況が理想に近づいていくほうが普通だ

いかに、自分主体で捉えるかがポイントなのかな。
そうすることで、どうすればよいかが見えやすくなりますよね。

最近周囲で、「○○が悪い」的な、あたかも自分に何も非は無いという人を目にすることが多かったので、こういうアプローチは大切だなぁと特に感じます(^^;

最後の結びで、結果を出す事に急ぎすぎるなというアドバイスがあります。

「慌てず、焦らず、あきらめず」

全然目新しい事ではないですが、本書を読んだ後では凄く重みを感じます。