速読練習
図書館本
- 作者: 山崎裕司
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2004/10
- メディア: 単行本
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正しい「仕事の仕方」についてまとめられた本です。
正しい仕事って?と思い読み始めましたが、本書によるとそれを「作業」と「仕事」に分けて解説されています。
作業は、自分が主体ではないもの
仕事は、自分が主体のもの
本書で言う正しい仕事とは、後者になります。
仕事はいくつかの作業に分割され、誰かの指示に従って、自分のものとすることもなく、ただ言われたままに推し進めたその瞬間に、仕事は作業に成り下がる。
それは、その作業の支配権が指示された人の側にあるから。
作業を行う社員→「ニセ社員(と本書で定義されている)」 ちょっと強烈!?
本当の仕事をするには、自分自身が仕事を支配する必要があるようです。
仕事の主人公、仕事の主体者が自分自身であって初めて、本当の意味での仕事をしていることになるとのことです。
これを読んで、はたして「自分はどっちなんだろう。。」と思われたかもしれません。
私もそうです。。
でも、本書によると、日本のビジネスシーンにおいては「作業」を行っている人が圧倒的に多いと指摘しています。
襟を正して、「仕事」をしようっと。
以下、メモです。
・価値ある仕事を創造するために、より大きな全体への貢献を意識すること。
・指示の瞬間に復唱する(基本なんだろうけど、あまりやってない気が。。)
・基本である、報、連、相の本当の意味
報告:指示に対する義務的行為
連絡:情報の共有化
相談:相手の知恵を活用
・見えるように仕事をする
・イメージすることを意識する
イメージすることを鍛える
・必ず仕事のマスターイメージ(計画)を構築すること
→目標達成の担保となる
・3つの目標
死守目標、挑戦目標、努力目標
ビジネスシーンにおいては、前者の2つだけあればよい
・リーダーの役割:観察、巻き込み、誘導
・方法の改善は、無限の余地がある
・タイムマネジメント
自身の心や頭脳をうまく使う
無駄な事はしない
→ 余った時間を重要度の高いものに集中させる
(重要度に対する的確な判断)
人にできることは、人にやってもらう
・できないことを「できない」と認識する
→ ものの有効活用のコツは、限界をきちんと理解すること